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ブロガー必見!文章だけで印象を操作するテクニック 〜3つの禁止事項〜

コーダーの下天广です(^ ^)
前回の記事で、相手の心を揺りうごかす文章を作るには、想像させることが必要不可欠という話をしました。
これから何回かに分けて、相手の心を動かすテクニックを皆さんにお話をします。
今回話をするのは、「3つの禁止事項」になります。 前回その話をちょろっとしましたが、もう一度おさらいをしてみましょう。
・文章に内容を詰め込みすぎ
・体裁を整えようとしすぎて型にハマりすぎ
・自分が理解していないことを書きすぎ
この3つをしないだけで、大きく文章術は進歩するんです!
そこで今回この記事では、これら3つの禁止事項について、具体的にどういうことなのかを話します。
3つの禁止事項①文章に内容を詰め込みすぎ
それでは一つ目、「文章に内容を詰め込みすぎ」について行ってみましょう!
まず文章を書くときのスタンスなのですが、「書きたい事」を書くのではなく、「最終的にこれを読んでくれた人がどのような行動をして欲しいのか」とうことを伝えておきます。
要は、行って欲しい行動をするのに、自分が伝えたい内容を全て伝える必要がないということです。
いくら自分が書きたい内容を書いたとしても、相手が望んだ行動を取ってくれなければ、せっかく書いた文章も全て意味がないものになります。
もちろん自分用の日記であったり、雑記を載せる自分のブログであれば話は別ですが、この記事を読んでいただいている人は、最終的には利益になる行動を取って欲しいと考えているはずです。
「自分の書きたいこと=相手にしてほしい行動」になることはほとんどなく、大抵的外れなことを書いているのです。
そこで次の項目からは、どのような文章を作れば相手に行動したくなるような印象を与えるか、詳しく話をします。
やりたくなる文章を作るには
文章を書く上で重要になってくるのは、「相手が文章を見てどのような行動を取ってほしいのか」です!
その方向性が見えていない段階で、文章を作成したとしても、相手の心を動かせるような文章を作ることができないので、まず大前提としてそのことを覚えておいてください。
さて、行動を起こしたくなるような文章とは、「起こしたい行動を思い起こせるか」にかかってきます。
例えばですが、起こしほしい行動が「車購入に関するお問い合わせ」だったとします。
その行動をさせるためには、「車が欲しい」もしくは「車に興味がある」このような思いを想起させる必要があります。
その時文章で「限られた我が子との思い出作りをこの車で」このように書いたとします。
子供がいる親であれば、子供が大きくなっていけば、当然家族一緒に出かける回数も少なくなるでしょう。
つまり、子供が小さい時ではないと、好きに思い出作りで旅や遠出ができなくなっていきます。
その限られた時間を、1人1人がやりたいことを思い起こしながら、自分のように置き換え、この車を買えばあんなこともできる、こんなこともできると勝手に想像して、子供とのまだ見ぬ素晴らしい思い出作りに想いを馳せるのです。
この文章を読んでいる、子供がいる親御さんでも少しグッと来るものがあるのではないですか?
子供と一緒に居られる期限も盛り込んだ、シンプルですが子供がいる親には効果的なキャッチフレーズになってますよね!
例が少し長くなりましたが、ここで押さえておいて欲しいことは、「多少考える想像する余地が残る文章の方が心にくる」ということです。
余地がある部分を、勝手に人が補っているのですよ!
この例では、子供との思い出について、何も言及をしておりません。
「キャンプ」であったり「旅行」や「ドライブ」等々考える人によって、思いつく内容は様々でしょう。
文章により個々に思い出す内容については、記憶の底に定着している事柄であることが多く 、そういった記憶は大抵「好意的な記憶」であることが多いのです。
「キャンプ」を思い起こしたのであれば、もしかしたら昔親にキャンプに連れてってもらったのかもしれないですし、テレビの特集で家族キャンプを見て自分もやりたいと思ったのかもしれません。
自ら想像して「車」を買うとこんな素晴らしいことができるかも、勝手に脳が補完をしてくれているので、「自分の考えること=素晴らしいこと」と判断し、車の購入のハードルが少なくなります。
しかし、もし隙のない考える余地のない文章を作った場合、仮に「キャンプ」の内容が盛り込まれていたとしても、人から与えられた情報であり自分が想像した内容ではないので、好意的に捉えられなくなります。
心理学的には人から与えられた情報よりも、自分が覚えている知っている情報を好意的に捉える傾向があるので、隙のある文章で想像させた方が相手を動かしやすい文章を作れます。
そのため、先ほど話した通り「どのようなことをして欲しいのか」予め決めておかないと、想像して欲しい隙のある文章を書けないので、文書を書く前には目標をしっかりと決めておく必要があります。
伝えたいことを突き詰めて1つにする
隙のある文章を作って、相手にして欲しい行動に誘導する、そのことについてはご理解いただけたかと思いますが、どのようにしたら隙のある文章を書けるのでしょうか?
やり方を間違ってしまうと、一方的な語りかけになってしまい、全然行動に結びつかなくなります。
そこで行って欲しいことは、「伝えたいことを突き詰めて1つにする」ことです。
どういうことかと言うと、伝えたい相手・ターゲットを明確にして、その人に1つのことを伝わればいいのです。
先ほどの例で言うと、「子供と一緒にキャンプへ行く車はこれ」これだけを想像できればいいのです。
それ以外の無駄な情報を伝える必要はなく、それのみを想像できるような言葉で構成をするようにします。
全員に受けるような文章を作ることはできません。
だからと言って、誰に対して書いているのか、それを想定しないで書く文章では誰も心が動きません。
明確に誰に対して書くのか、それを想像して、「この人ならこいう文章にすればこう想像するだろう」具体的に、その人になった気で文書を作れば、該当する人の心を動かすことができます。
想像力を掻き立てるために、文章の情報は必要最低限にしておき、無駄を省いた文章にするようにしましょう。
3つの禁止事項②体裁を整えようとしすぎて型にハマりすぎ
もしあながた、人の心を動かしたいのであれば、先ほど紹介した想像力と一緒に、「感情を揺さぶるような文章」を書けるようにならなければなりません。
端的に言ってしまえば、事務的な文章ではいけないと言うことです。
この記事では、技術を淡々に紹介する内容なので、事務的に記載されています。
何故なら、この記事を読んでいる人は皆、文章のテクニックを学びたくてきているのであり、私はその情報を提供するだけの関係なので、事務的になっています。
しかし、もし私が情報の提供だけではなく、この記事をご覧になっている皆様に何かアクションを起こして欲しいのであれば、事務的な書き方ではいけません。
そう、文章に感情がこもっていないからなのです。 身近な例えで言うと、「お役所仕事」なんて言葉があると思いますが、マニュアルに則って融通の聞かないことを指しますが、事務的な文章はまさにこれに近い感じです。
お役所仕事に何も心は動かされないですよね?
相手の心を動かすにはその逆である、感情的にさせる文章を作らなければなりません。
それでは次の項目から、どのようなことを記載すれば、相手を感情的にできるかご紹介します。
型にハマった文章は心に響きない
先に答えを話しておきます。 人を感情的にさせる文章というのは、いかに「自分のことだと思わせる」か「記憶にあることと結びつく」これにかかってきます。
型にはまってしまった、万人に受けるような文章を書いてしまうと、当たり障りのない文章になるので、この条件には結びつかないのです。
もちろん失礼のないように、型にはまった文章を書く必要な場合はあります。
しかし、もし相手の心を動かしたい場面に遭遇したら、型にはまった万人受けるするような文章では動かせないと言うことです。
人間というのは、初見の相手をどうしても警戒する生き物なのです。
向こうが当たり障りのない発言をすれば、当然こちらも手の内(感情)を見せずにこちらも当たり障りのない対応をされます。
ですが、感情的に話をしてくれる人には、相手も感情的な話をしたから、こちらも感情的になってもいいかな、このような心理が働きます。 心を動かすということは、感情的になるとも言えます。
そのため、まずはこちらが感情的になり、相手の心を開かせる必要が出てきます。
人の心を動かすのはいつも感情
よく人を説得する時に、理詰めでなんとかしようと言う人がいますが、相手を説得したい場合は逆効果になります。
もしこれが、相手を論破したいのであれば、理詰めで攻めて行くのがいいのですが、お互い円満に説得をしたい場合は、「感情」で訴える方が効果的なのです。
よく理論的に考える人は、ナンセンスと思うかもしれませんが、そう言う人は人を説得できないことがよくありませんか?
つまり、人は理論的に話をされるよりも、感情的に説得された方が説得されやすいのです!
これはもちろん文章でも、同じことを言えます。
皆さんも経験あるかもしれませんが、感情的な行動をした後に、その行動を自己肯定したことはありませんか?
理論というのは感情の後から付いてくるものなのです!
先ほどの項目では、型にハマった文章では相手を説得できないと話しましたが、「相手に語りかけるように話す」と感情で訴えているように受け取れるのです。
例えば知り合いに、「この前教えていただいた、ドライブコースを走ったのですが、景色も良く楽しかったです」こう言うメッセージを送った場合、伝えたい内容は盛り込んでますが、何か心に響きませんよね。
それを、「この前教えていただいたドライコースに行ってまいりました。色鮮やかな紅葉のトンネルを通り、パッと道が開けましたキラキラと光る湖を眺めることができ、楽しいドライブでした」。
皆様でしたら後者の方が心にグッと来るはずです。
何が言いたいのかと言うと、伝えたいことだけをスマートにまとめた文章では、相手の心を動かすことができないんです。
こちらの感想を交えたり、問いかけを入れてみたり、具体的な想像できそうな内容を盛り込んで、一見文章には無駄なものを入れる必要があります。
文章を作った時に、相手の喜怒哀楽が見えるような内容でなければ、相手の心に響かせる動かす文章を作ることができないので、常に想像力を働かせながら作成するようにしましょう!
人は自分の行動を正当化する
先ほども話したとおり、人間は感情で行動してから理論で正当化をする生き物です。
自分の行った行動は、例え他から見たら間違っていることでも、自分では認めてしまうものなのです。
例えば、満員電車で座っている時に、自分の前におばあちゃんがいたとして、きっと他の人が譲ってくれる、と自分の肯定したこととかありませんか?そんな感じです!
感情を動かすような文章で、例えばブログの記事をクリックした場合、自分が興味あってクリックしたのだから、最後まで見なければと正当化しようとします。
もちろん内容が、自分の考えている内容と全く正反対なのであれば、すぐに離脱されてしまいます。
よっぽどかけ離れてなければ、自分を正当化して最後まで読んでもらえる可能性が上がるんです!
他にも、相手に何か教えてもらった時に、その情報が非常に役立つ内容だった場合、感情等を入り混じって相手に返信すると、「また教えてあげようかな」と考えます。
これだけでも、人付き合いという点では、自分に有益な情報が入りやすくできます。
相手にいかに、プラスな想像をしてもらえるかが、文章作成では重要になることを覚えておきましょう。
3つの禁止事項③自分が理解していないことを書きすぎ
最後に紹介するのは、「自分が理解していないことを書きすぎ」になります。
皆さんは文章を書く時に、どのようなルールに則って書いてますか?
人それぞれだとは思いますが、ここまで読んでいただいた方は、「自分の書きたいことを書く」なんてことを答える人はいないと思います。
文章を書くときは、何も自分から理解していないことを書く必要はないのです。
もっと言えば、「自分で書く内容を考える必要がない」のです!!
「え!それじゃあ何も書けないよ!」こう考える人がほとんどしょうが、
本当にそうでしょうか? そもそも文章を書くということは、相手が欲していることを書くということです。
つまり、自分本位ではなく、相手本位に文章を書くってことですね。
そうなると、自ずと書く内容というのは、「相手が求めている情報、それを解決できる手段や方法」になるわけです。
察しのいい方ならもうお気づきでしょうね、「相手の悩みや解決方法をそのまま文章にする」だけでいいのです。
そこに自分の意見を挟まずに、ありのままのことを書くだけでいいのです。
次の項目からは、どのようにして自分で考えない文章を作れるのか、お話ししていきます。
相手の心の欲求を文章にしてあげればいい
文章の説得力が低い人は、先ほども話したとおり、自分の考えていることしか文章にしない人です。
では、一般的に悩んでいるような問題を取り上げて、それを文章にすればいいのでしょうか?
これだと「△」ですね! それでは「◯」の文章作成方法は何なのか、それは「相手の心を読んでそれに対して語りかけるように文章を作る」です!
先ほどの「一般的に悩んでいることを文章にする」と何が違うかわかりますか?
これだと確かに需要はありますが、対象者が広すぎて内容がボヤけてしまい、心に響く文章を作ることができません。
しかし、ある個人を想定して、その人の心を読みながら作る文章については、臨場感があり心を動かしやすい文章を作れるんです。
どのような相手を想定するかで、心の読み方は変わってきます。
直接会って言動で読み解く方法もあれば、SNS等でどのような投稿もしくは拡散をしているかで読み解く、貰ったメッセージ等でもいいでしょう。
あらゆる方法で情報収集をして、心を読み解いていく必要があるのです。
心を読むには事前の情報収集がキモ
良い文章をかけるかかけないかは、事前の情報収集の良し悪しで変わってきます。
良い文章とは、「読み手の欲求を満たし問題解決を提示できる内容」です。
それ以上でも以下でもありませんし、そもそも読み手はそれを求めて訪問してくれている人がほとんどです。
その欲求を満たすためには、いかに相手を詳細に設定できるか、そしてその詳細に設定した人の情報を集められるかにかかってきます。
情報というのは些細なことでも、例えば「男女」、「年齢」、「業種」は当然のこととして、「好きなもの」や「趣味」、「悩み」や「やりたいこと」等、情報があればあるほど、人物像を設定しやすく、相手に語りかけやすくなります。
心理学の世界ではマインドリーディングと呼ばれており、集めた情報を分析して相手に一番響くメッセージを作るんです。
先ほど、自分で書くことを考える必要はないというのはこれが理由で、情報を集めて語りかける情報が揃えば、自ずと書くことは決まってきます。
一番効果のある文章というのは、自分が考えるのではなく、すでに相手の心にあるのですから、その言葉を探す作業が大事なのは、もう言うまでもないですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回お話をした内容は、3つのことを止めるだけで、グッと文章に深みと説得力をもたらすことができます!
まずは本日のおさらいからして見ましょう。
○3つの禁止事項①文章に内容を詰め込みすぎ
・やりたくなる文章を作るには
・伝えたいことを突き詰めて1つにする
○3つの禁止事項②体裁を整えようとしすぎて型にハマりすぎ
・型にハマった文章は心に響きない
・人の心を動かすのはいつも感情
・人は自分の行動を正当化する
○3つの禁止事項③自分が理解していないことを書きすぎ
・相手の心の欲求を文章にしてあげればいい
・心を読むには事前の情報収集がキモ
端的に言うと、「書きすぎ」「体裁気にしすぎ」「自分の意見を書かない」これだけを止めるだけで、劇的に説得力が増します。
相手に考える想像させる余地を残すには書きすぎてはいけません。
文章の形に囚われすぎると、当たり障りのない文章になり、心を動かすことができません。
そして、自分の意見ではなく相手が心の底から望んでいることを書かなければならないのです!
文章を書くときは、この3ポイントを気にして書くようにしましょう。
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