

ニュース&トピックス詳細
山形の小学校教育でも必修化!プログラミングを知りたい人集まれ!

文部科学省が示すカリキュラム編成基準である「学習指導要領」改訂により2020年から全国の小学校ではプログラミング教育の必修化がはじまるそう。
もちろん私たちの住む山形でも授業がスタートします。
小学生の親御さんだけでなく先生方の中でも プログラミングの知識が無いと、慌てている方も多いのではないでしょうか?
自分たちが学生の頃には存在しない、教わっていない教科ですから、 だいたいの大人は「プログラミングってなに?」と思っているはず。
この記事では、初心者の方向けにプログラミングとはどんなものかを紹介します。
2020年から山形の小学校でも必修化される「プログラミング」とは?
ウィキペディアによるとプログラミングとは 「コンピュータのプログラミング(英: programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である」と定義づけられています。
プログラミングとは「プログラム」をつくる作業のこと。
あなたは、日常生活において「プログラム」という言葉を どんな場面で耳にしたことがありますか?
それは、入学式や運動会、文化祭やコンサートなどではないでしょうか? 行事の進行の順番を事前に書き出したものを一般的に「プログラム」と呼んでいます。 荘厳なイベントだと「式次第」ともいわれてきましたよね。
「プログラム」という言葉は、実はIT業界特有の難しい専門用語ではなく、 もともと一般的に広く使われている言葉。
これらのプログラムという言葉を日本語にすると、「実行する順番」のことです。
そして、IT業界でいう「プログラム」とは、簡単にいうと 「コンピュータにしてほしい動作を、順番に書き出したもの」のこと。
もともと私たちの生活に慣れ親しんでいた言葉かと思うと、 プログラミングに対しての苦手意識も だいぶ減ってくるんじゃないかなと思います。
プログラミングとAIって違うの?天童桜まつり「人間将棋」の例
コンピュータは、自分で考えることができません。
なんとなく次を予想して「こうすればいいかな」と 経験値から動くことをできるのが人間。
しかし、コンピュータは自ら想像して行動することができないんです。
コンピュータを動かすためには、 人間が「まずAをBして、次にCをDにしてそれから……」と命令を出します。
コンピュータには一連の動きを正確に、 読み取れる形で命令する=「プログラムする」必要があるのです。
プログラミングを意味する「プログラム」とは、 「コンピュータがするべき仕事の手順や内容が書いてある文章」。
まずはじめに何をして、その次に何をして…という指示が、 「コンピュータが理解できる言葉で、順番通りに書かれているもの」ということです。
プログラミングとAIって違うの?という質問も多くあります。
実はAIもプログラムの一種。 現状「人間の知能を真似した判定処理をおこなうプログラム」と考えていいと思います。
山形の身近な例として天童の春の風物詩「人間将棋」の ゲストに将棋ロボット (名人のプロ棋士に鑑賞した将棋AI(PONANZA)が搭載されたロボットアーム) が登場したことも記憶に新しいですね。
AIはデータという学習のプロセスを経て、 作業タスク以外の近似値で人間のように予測して行動できます。
AI(人工知能)とコンピュータとの違いは 思考する能力(かのような繊細なプログラム)が 備わっているかどうかということです。
身近なものから山形名産サクランボの選別機械まで使われているプログラミング
たとえば 人が通ればピンポンと鳴るインターホンは(ざっくりいうと) 「センサーが反応したら、音をだす」というプログラムで動いています。
ウォーターサーバーや電気ケトル、スマホやゲーム機なども すべてプログラムで動いているのです。
山形らしいものでいうと、 さくらんぼのサイズを選別する機械は 天童の企業さんがつくったそうで、全国から注文があるようですよ。
近年は頭を使う仕事は人間、単純作業はコンピュータ という分業が進んできました。
計算は「紙に書く」から、「そろばんを使う」、そして「電卓を使う」に。
人間は道具を使って進歩してきました。
そして現在においては 電卓だけでなく、Excelなど表計算のソフトを 使いこなすようになりました。
コンピュータという超高速処理を実行できる道具に どう動くか的確に指示し、 人間の能力以上のことを可能にしてきました。
つまりプログラミングとは、 人間の力だけでは能力的に、時間的に難しいことを コンピュータに仕事をさせて実現すること。
今の小学生たちが社会人として会社で働く頃は より多くのものが機械化されていることでしょうね。
プログラミング教育で山形の子どもたちの未来は変わる?
私たちが生きていく上で コンピュータに命令したり、 コンピュータを使いこなしたりする能力(=プログラミング能力)。
今後はさらに必須のものとなってくるのです。
車の自動運転やキャッシュレス化などどんどんデジタル化が進み 社会はめまぐるしく変化しています。
そんな時代の子どもに、スキルはもちろん 「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成」 がプログラミング教育の目的とされています。
将来のIT人材の不足を補うためだけでなく、 それ以上にどんな職業でも必要となる 「プログラミング的思考」の育成が期待されています。 プログラミングを使う側ではなく、つくる側になること。
もしかしたらプログラミング的思考が育まれたら 前向きに問題解決に取り組むことができるのではないでしょうか。
東京でないと学べないものではなく、 山形のような地方で学べたり、知識を発揮できたら 人口減少に歯止めがかかるかもしれない。
人口減少を諦めないで、機械化で地域の貢献に役立つかもしれない。
そんな思考ができる社会になっていったら素晴らしいですよね。
まとめ
プログラミングとは ・「プログラム」をつくる作業のこと ・「コンピュータにしてほしい動作を、順番に書き出したもの」のこと ・人間が書き出した働きを学び、人間より早く処理できる能力 ・私たちの生活がすでにプログラミングで溢れている ・小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力を育む目的である
ということが言えそうです。
音楽ではコンピューターで作曲 理科ではロボットを使って電気に実験 算数ではプログラミングを使って図形を書かせる そんなことが小学校の授業で行われると考えられます。
必修化については、具体的にどんな授業をするかは それぞれの学校へ一任されているようです。
小学校に通う子どもたちが羨ましくなりますね! 「プログラミングに興味がある」 「学校よりもっと学びたい」 といった小学生・中学生はもちろん、 「プログラミングの基礎を知りたい」 「ソフトや思考ツールを見てみたい」という学校の先生や 「子どもとの共通言語として学びたい」といった親御さんも 受講できるプログラミングスクールが 山形県天童市にある「フィブス・Eスクール」です。
HP制作やITサービス開発のプロで、 実際に公立小学校でも教鞭を執る講師が 受講生の方のスキルやレベルに合わせ 少人数制で指導しています。
また天童市だけでなく山形市・東根市・寒河江市などの 学校や学童、サークル単位での 出張授業なども可能ですので、 まずはご相談のお問い合わせを。
フィブス・Eスクールでは無料体験も学習実施中! スクールのスケジュールや金額など お問い合わせはこちらから
↓ ↓ ↓
https://fibs-lab.com/contact/ 023-674-9493(平日 9:00〜18:00)
今後は体験教室の様子も記事でご紹介していきますのでお楽しみに★
